令和5年7月9日(日)に、岩手県野田村において標記大会が開催されました。 NPO法人角館里山再生プロジェクトでは、角館武家屋敷群を囲む山々を整備してきましたが、より市街地での里山活動を広く知ってもらうためフォトロゲに取り組んでいます。
今回のフォトロゲポイント設定は、35ポイント・リミット3時間で、一筆書きのように回る作戦コースを立て、スタート地点の野田村体育館周辺を中心に歩きました。村長のカウントダウンで競技開始。各チームが、それぞれの作戦に沿って散らばっていきました。村長も競技参加し、頑張っていました。
7分前に無事ゴールしましたが、3時間で2万歩近く歩きました。その後集計、確認の作業後に表彰式があり、成績優秀チーム3位までが村長から表彰授与されました。我がチームは、得点429点で31チーム中25位でした。最後に我がチーム参加者が、140名中で最年長69歳だということで、特別賞「オールディスト賞」をいただきました。小田村長さんは67歳で2目だったそうです・・・。
今回の参加で、フォトロゲがかなり理解できました。早さや点数を争う競技ではなく、各人の力量に合った歩き方、楽しみ方を考えて歩けばいいという、老若男女を問わず楽しめるのスポーツなので、角館の市街地里山の良さを再発見できるツールとしては最適だと思います。ただ、実行に移すためには多くの方の協力が必要である再ど痛感しました。
- フォトロゲイニングとは
- 全国的に開催されている、地域PRと融合したトレッキングスポーツです。東北では、太平洋側沿岸地域で早くから大震災の復興も兼ねて盛んに開催されています。点数が付いたチェックポイントが、地図上の市街地・里山・小島などに設けられ、制限時間内にどれだけ多くのポイントを獲得出来るかを競います。競技開始直前にポイントが記載された地図(1/25.000~1/10.000)と、そのポイントでどのような写真を撮るかを指示した図面が渡され、開始までに作戦会議し、回るコースを決めます。競技中、一目で参加者とわかる人とすれ違うとき、自然と言葉交わし交流始まります。また、自分体験の写真をSNSにアップする方がたくさんおり、波及効果大のようです。