羽後朝日岳 紀行文No7

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なぜ花の季節がずれるのだろう。今から数年前はそんなに咲く時期は違っていなかったような気がする。最近は雪も少なく雪消えも早く訪れるようだ。そんな温暖な天候の変化によってここの植物や、生物たちにも様々な影響をもたらしているのではないか。数年前の夏、朝日岳の南西斜面にはクルマユリ、トウゲブキ、ハクサンイチゲ等々の群落がみられ、特に印象に残っている花はクルマユリの群生だ。あの思い切りムクレタ花弁が面白かった。そんな昔の朝日岳の風景を思い浮かべながらフラワーロードを感激しながら散歩している。次から次へと目に飛び込んでくる花々を避けるように藪のフラワーを歩く。

真正面に残雪をたっぷりと着た盟主和賀岳、その重厚な姿、深く切れ込み延々と続く堀内沢、その支流たちはすべて和賀、朝日岳から始まっている。生保内川源流部にはまだ大量の残雪が残っている。この斜面にはムラサキヤシオ、カタクリ、シラネアオイ、春の花々が残雪を残す雪の消え際の斜面にびっしりと咲き誇っている。南西斜面の堀内側には、ミヤマシオガマが群生している。そして、時少し早くして咲き終わったばかりのカタクリの葉が群生していた。                 <遠く雪の朝日岳を望む>

いつ頃から咲いていたのだろう 二十数キロメートル上空の オゾン層から見ていた 大気の流れの条件を知っていたのだろうか そんなことを この物たちは 敏感に受け入れていたのだろうか

O2+O=O3 全地球の10マイナス6乗 いつ頃から こんなデータを送り続けていたのだろう

生物がこの地球に、這い上がってから 約四億年 様々なドラマを演じて このもの達は 人間の数百倍もの進化を経てきた そして、今も進化している そんな風景がここでは日常のごとく躍動している

人世界より 深く 優しく 厳しく 寄り添うように  羽後朝日岳紀行 完了です

 

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